4月15日、陽気に誘われて車を飛ばし、茨城県ひたちなか市の「国営ひたち海浜公園」を訪ねた。この日の朝の新聞で、スイセン、ネモフィラ等が見頃を迎えていると紹介されていたのだった。
都心から飛ばすと2時間弱で着くこの公園は、さすが国営でとてつもなく大きい。総面積は350haで、1つ1つの庭園や設備の規模が物凄くて圧巻。スイセンが500種以上約100万本、ネモフィラが約400万本、菜の花が約5万本、チューリップが123種約30万本、それぞれのガーデンでこれだけの数が咲き誇っているので、見応え抜群、春を思いっきり堪能できた。特に感動したのが丘一帯に咲くネモフィラ。丘の上に青い絨毯が敷き詰められているようで、遠くには太平洋も望むことができて、見ているだけで心洗われるようだった。本当に気持ちの良い公園で、のんびりとしていたら気付かない内に4時間以上経っていた。
ところでこの日は「春爛漫~ひたちなか市PRの日~」と銘打たれて、公園内に地元の名産品の屋台が出ていた。地元で養殖される鮑が生きたままでバーベキューされているのを食べてみた。ちょっと小ぶりの鮑だったけれど、なかなか美味しい。他にも常陸牛の牛丼、アンコウのリゾット、地元産ハムの串焼き、地元産カツオのフライ等が売られていて面白かった。ひたちなか市もPRに必死だ。
ゆっくりした後は、公園から車で15分程度にある観光地と化している魚市場「那珂湊おさかな市場」に向かった。ここは賑やかで、食いしん坊はいつ来ても楽しい。この日はいつも行列が出来ている回転寿司屋「市場寿し」で遅めのランチ。ここは地物のネタが結構あって興味深い。イシダイ、クエ、サワラ等あまり都内の寿司屋では見掛けないものを積極的に食べた。ただ何と言っても那珂湊で楽しいのは、市場で生の岩牡蠣を食べること。目の前で岩牡蠣を割ってもらって、軽く水洗いしてポン酢を掛けて食べる。ちょっと磯臭いけれど、これが絶品!値段も1つ250円と破格なのだ。
一通り堪能した後は、お土産にサンマのみりん干しを買って帰路に着いた。自宅でビールのアテにでもしよう。
春を満喫した後にグルメも堪能、こんな1日が1番楽しい。
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